「銀座で食べるお寿司」・・・皆さん、どういったイメージを持ちますか?恐らく、江戸前で高級でネタが新鮮で美味しくて、というような印象でしょう。その銀座周辺店舗の新鮮なネタを支えているのが「築地市場」です。今や、中央区内だけでなく東京、いや日本を支える最大の市場です。
昭和10年開設以来、水産物と青果物をメインに取扱っています。
特に水産物に関しては一日の取扱量が約2300トン、約20億円ものお金が動いており、これは世界最大規模です。
しかし、この築地市場は古い歴史を持つが故に、その設備もかなり老朽化しており、敷地も狭くこれ以上広げられないという問題を抱えていました。都民の台所という意味合いだけでなく、日本の要になる市場ですから再整備は必須課題だったのです。
それでは、まず移転が決定されるまでの流れを見てみましょう。 |
このように豊洲への移転は中央区の意図と反して、着々と進められているのです。中央区にしてみれば「一度決まったことでしょ?!もう300億円もつかってて、『移転』はないんじゃない?!」という思いが強いはずです。
そのため、断固として反対の姿勢を見せており、平成14年9月には「豊洲・晴海開発整備計画の再改定に対する抗議」を提出したり、平成16年5月に「築地市場移転に断固反対する会総会」を行ったりして、東京都に対し再三の反対表明を行っています。
ただ、周辺の皆様からはこんな声も聞かれます。
狭い土地で違法駐車が多い、市場に来るトラックや自動車が渋滞を引き起こしている、排気ガスが多く食べ物を扱うところではない等。そのため、移転をすればこういったことが解消されるのではないか、という意見です。
例え移転話がひっくりかえって、現在地での再整備になったとしても課題は多いようです。 |
| 次回は、築地市場が移転した場合、中央区及び築地周辺地区が受ける経済的ダメージはどれくらいか、お届けします。 |